技術書を作成した話
こんにちは、まっちです。
今回は、先日公開した技術書を作成した話を書きたいと思います。
作成した技術書
技術書は以下となります。BOOTHとnoteで公開しています。
”Data Analysis Cheat Sheet”というタイトル通り、薄い本ではなく、データ分析を行う際のノウハウをまとめたシートです。
Pythonライブラリ”pandas”, ”matplotlib”のコマンド、およびデータ前処理の基本手法をそれぞれ1枚のシートにまとめています。
作成のきっかけ
技術書作成のきっかけは、友人と行なっていた勉強会です。
私は友人に誘われて昨年8月頃からPythonを始め、週一で機械学習の勉強会を行なっていました。
その中で、何かアウトプットをしようということになり、技術書の作成を決めました。
当初は技術書典6での頒布を考えていましたが、抽選に落ちてしまったため、BOOTHとnoteで公開しました。
タスクとスケジュール
公開までのタスクとスケジュールは以下です。作成期間は約3ヶ月でした。
1/14~1/26 matplotlib、pandasのパワポ作成
2/3~2/23 前処理のパワポ、notebook作成
3/2~3/16 matplotlib、pandasのnotebook作成
3/23~4/6 デザイン、内容精査
4/7~4/12 公開内容の最終決定
4/13 公開
技術書を作成してみて
大変だったこと
- 基本的に週末作業であり、時間が限られている
- シート1枚に収めるため、内容と紙面のマネジメントが難しい
- 内容変更があると、紙面の手戻りが半端ない
- 完成度を80% → 100% にする作業に最も工数が必要
- 圧 倒 的 デ ザ イ ン セ ン ス 不 足
良かったこと
- 購入されると本当に嬉しい
- サポートやBOOSTをいただくとさらに嬉しい
- 作成を通して、自分の理解も深まる
- 売上を次の技術書作成の資金にできる
大変なこともありましたが、作品が売れたときの喜びはそれ以上の価値があると思いました。
こんな処女作でも、お金を出して手に取っていただけることに感謝しかありません。
今回の経験を通して
技術書作成という初の挑戦でしたが、大変刺激的な経験となりました。
知識を受信する側から発信する側に回ることによって、知識伝播サイクルに参加できたという気持ちです。
このサイクルに乗り続けることが技術者にとって重要だと思いますので、売上を資金にして次回の技術書作成にも取り組んでいきます。
それでは。
※購入いただいた方へ
この度は、本作品を購入いただきありがとうございます。
稚作ではありますが、ご活用いただければ幸いです。
使用したご感想やご指摘など、忌憚のない意見もお待ちしております。